SALLY 悲しきYoung Love

https://youtu.be/TXm_zF3jbaU

嫌儲1984年の魅力とかいうクソふざけたスレが立ったせいでまたこれ思い出した。
今まで何度も言ってるけど1984年といえばこれ。
80年代で、というか全時代つうじて、日本の曲ではこれがいちばん最高に好きで好きすぎて頭おかしくなりそうなほど好き。
でもたぶん若い奴らはこれ聴いたら笑うだろうな。
古臭い感じはあるけど当時としてもこういうセンスは既に古くて、あえて古臭くしたんだよ。
チェッカーズもそうだけど、当時は他にキャデラックとかファイブティアドロップスとかあとなんだ、ゆっくり思い出すけど、オールディーズ志向とかネオロカビリーとかそういうあえて古臭い曲をやるバンドがいっぱいいたんだよ。
横浜銀蝿もそうだったしCCBもココナッツボーイズと名乗ってた頃はその路線だった。

このサリーはその路線でも最高峰のバンドだったはずなんだが、チェッカーズがブレイクした後にデビューしたせいでチェッカーズの真似みたいに思われてたのが不憫だった。
本当はチェッカーズではなく、そのチェッカーズも激しく影響受けたクールスが直接のルーツなんだよ。
似てると思った時はどちらかがどちらかの真似をしてるんじゃなく両方に共通の元ネタがあると考えるべき。
そしてそのクールスはもともとキャロルの親衛隊から始まった。
矢沢永吉とかジョニー大倉とかいたキャロルな。
よくツイッターでは定期的に「はっぴいえんど史観」が問題になるけど、「日本のロックははっぴいえんどから始まった」とかいうはっぴいえんど史観は一面的すぎる。
「キャロル史観」だって重要なんだが、音楽ヒョーロンカの大センセーの皆様はインテリ様なので、インテリっぽいはっぴいえんどばかり依怙贔屓してDQNっぽいキャロルは軽視する。
だがどう考えてもキャロルみたいなののほうがロックンロールの本質としては正しいはずじゃないか。
そんなわけで70年代にキャロルの影響受けて次々出て来たバンド群については日本のロックの歴史をまとめた本とかでもまるまる無視されてる。
アルフィーがラジオ番組で自分らがデビューした当時(74年あたりか?)は第2次バンドブームでものすごい数のバンドがいたが生き残ってるの自分らくらいだとか言ってた
たぶん第1次がエレキ(笑)とGS(笑)の60年代で第3次がイカ天(笑)ホコ天(笑)バンドやろうぜ(笑)の俺らの時代だな。
ちなみに俺らの時代のバンドブームは89年あたりなので、それより前のチェッカーズやサリーやまして横浜銀蝿とかはバンドブームに含まれない。
同じ80年代でも1年で今の10年分くらいの隔たりがあるので、銀蝿世代とチェッカーズ世代とバンドブーム世代はそれぞれ爺さんと親父と孫くらい世代感覚が違う。
で、GS世代とバンドブーム世代はけっこうメディアで自分らの青春時代を語りまくるし後世にいろいろまとめて研究されたりしてるけど
第2次バンドブームについてはまとまった資料がいっさい無い。
70年代のフォークとかシティーポップ(笑)とかは再評価されて聴き継がれるけどそういうバンド群はほとんど省みられない。
そんな70年代のバンド群なんだけどバンドの名前がローズマリーとかジェフとかジャネットとかミッシェルとかそういう人名シリーズなのな。そうアルフィーもそうだわな。
これやっぱキャロルがそうだからだと思うのな。
そこいくと84年に登場したサリーは10年遅れてその人名シリーズを受け継いだバンド名になるんだけど
キャロルがなんでキャロルかというと、チャック・ベリーの曲のタイトルから付けてんの。
サリーもリトルリチャード(ビートルズもカバーした)の「のっぽのサリー」から付けてんのな。
そういう意味でキャロルの「正解」を出したのはサリーだけだったと言えるんだよ。
ミッシェルは惜しかったか?知らんけど。


https://youtu.be/nNhIkHSJs5k
サリーでいちばん有名なのはバージンブルーなんだが
これもいろいろカバーとかされてるしまぎれもなく名曲なんだが
俺にとっては悲しきヤングラブがいちばん最高なんだよ
なんなんだろうなああいう男の哀愁みたいなの
平成とかいう薄っぺらい時代にすっかり滅亡したよな
意外とラップとかの世界に受け継がれてそうだと思ったんだけど、ラップもいろいろ聴いてはみたけど、そういうのはやっぱあんまり無かったな。

https://youtu.be/8UZ9KON1GpA
PVが陽キャすぎて哀愁の曲調と全然合ってないんだがまあこれはこれで