なぜか某ティファイに無いブルーチアーのファースト。そして60年代ハードロック特集

https://youtu.be/K_2uQNrWTk0

某ティファイには他のアルバムはあってもファーストだけは無い。
ベスト盤はあるからアルバムの半分くらいはそこに入ってて聴けるけど全曲ではないしアルバムとしては某ティファイには無い。
これも権利か何かの問題なのだろうか?

ブルーチアーのファーストは世界最初の「ハードロックのアルバム」として重要。
クリームとかジミヘンはもっと前からいたしハードロックの元祖といえる曲も既にやってたけどあれはやはりブルースとかサイケの文脈の中にハードな曲もある感じで
完全なる「ハードロック」の概念が出来たのはブルーチアーのファーストが最初なんじゃないかと思う。
たいていのバンドは60年代末頃にサイケやブルースから始まって70年代に入るとハードロック化するもんだけど
ブルーチアーだけは逆にファーストがいちばんハードロックっぽくて徐々にサイケ色やルーツ色が強くなってく。
あと謎なのは、エディ・コクランサマータイムブルース」をハードロック化したカバーから始まるんだけど
ザ・フーも同じ頃にライブで同じ曲をハードロックっぽくカバーしてたんだよな。
レコード化されてヒットしたのは70年だか71年あたりなんだけどライブでは67年のモンタレーフェスでもうやってた。
ブルーチアーは68年だけどそれを聴いてて参考にしたのかそれとも偶然なのかそこがわからん。
サマータイムブルースのハードロック化とは言っても両者まるで全然違う曲みたいだしな。
もちろん両者ともエディ・コクランのオリジナルと全然違う。

エディ・コクラン
https://open.spotify.com/track/3oAWTk92mZBxKBOKf8mR5v?si=QGo5QDYSSuuQVHIuW4qboA

ザ・フー
https://open.spotify.com/track/1fBcUV1S7FdHcB8aSINFsB?si=tYMMa4DlR8-98N72YtrIlQ
ザ・フー(1967年)
https://open.spotify.com/track/0yfHVc7ofa81X3iXHiyvyA?si=SXlJbkrFSMK12Z9K9BBtMA
ブルーチアー(1968年)
https://open.spotify.com/track/6iWaf45YIhj0YT8GFGxsw0?si=vdPE29ndRR27V6YWCCsxKw
おまけ
Tレックス
https://open.spotify.com/track/537WiqP70deEI4Xh9MsF85?si=C7sFRnMMRhCnOejNnnUMVA
https://open.spotify.com/track/1dsMOuCvCUiLJEb8ZJeMVj?si=m7orSlUBTy2FgLBefe0jMw


ブルーチアーのファーストでもっとヤバいのはこれ
https://open.spotify.com/track/4pVfgqqj9n0xmcUjeK4MX2?si=mD-hHKTbSiOk2Acie2VHBQ
完全にハードロックすぎて何が元ネタなのか思いつかない。


一般的にハードロック/へヴィーメタルの元祖だと思われてるツェッペリンとかブラックサバスとかはこうして考えてみるとハードロックバンドとしてはむしろ後発の部類なんだよなあ。

そう考えられる根拠のごく一部を以下に列挙する。


https://open.spotify.com/album/3fat8WXqRlgmoGY0KE48Wv?si=b0gQunXDRaaXidlN9qgovA
このフィールズも68年かそのへんだった。
なんか勝手にタイトル変えられて曲順入れ替えられてるけど。
1曲目はサイケ色とルーツ色が混じった感じだけど2曲目(本来は1曲目)以降は既に完全にハードロックのスタイル。

https://open.spotify.com/album/1Ua45X05sGlk1twmCFY61C?si=uS9DpZ07SDWQsehRa65fWQ
よく知らないバンドだけど1968-1969と書いてあるから1968年から1969年の曲に違いない。
これもちょっとサイケひきずりつつ部分的には既にハードロック。

https://open.spotify.com/album/6asJqAGSKRj9JDaqCnPvuK?si=DV7tnf9VRVODIrUuMmCGPg
このバンドも68年から69年くらいの音源。
ほぼほぼハードロック。

https://open.spotify.com/track/63OFKbMaZSDZ4wtesuuq6f?si=rZZMiNfvTL6hRC3UkHrjhg
有名すぎて逆に見落としがちだけどステッペンウルフのかなり大ヒットしたこれも1968年で完全にハードロック。
歌詞で「へヴィーメタルサンダー!」なんて言ってるからよくメタルのルーツ扱いされる。

https://open.spotify.com/track/25IPJ1U5eP0y6JtlnMffbd?si=grP4-RLGSauTnLEmzVn24g
曲はそれほどハードロックっぽくないけどこのテリー・リードという人はディープパープルとレッドツェッペリンからスカウトされて両方蹴った男として有名なんだけど
ほんとそのエピソードどおり「ハードロックの典型的なボーカル」の原型。
ところどころ本当にロバート・プラントに似てて、ジミー・ペイジはプラントにこれ聞かせて「もっとこんなふうに歌え」と指示したんじゃないかと想像したくなる。
とくに最後の曲のシメ方が完全にツェッペリンツェッペリンの曲にありがちな終わり方。
あとこの曲はフォーク系の曲のカバーなんだけど、フォーク系の曲をハードめにカバーするのもツェッペリンが後に得意とした所。


キリが無いからこのへんにしとく。
こういった音楽ネタの老害マウンティング・トークは始めるともう一生止まらない。