オールディーズの定義

オールディーズの定義とは、広義のオールディーズと狭義のオールディーズがあり、
広義のオールディーズはちょっとでも古けりゃ即オールディーズ。
俺にとってオールディーズの師匠である萩原健太さんは自身のラジオ番組を「現在のヒットチャートから落ちた曲は全てオールディーズというコンセプトでお送りしております」としていたから、
最悪、つい先週の曲でも場合によってはもうオールディーズ。
じゃあチャートに入りすらしないマイナー曲は生まれた時点で既にオールディーズなのか?というと、知らんけど、そうかもしれない。
古けりゃみんなオールディーズだから逆に古いものだとクラシック音楽民族音楽もオールディーズかというと違和感あるからやはり録音として残されたものからスタートとしたい。
レコードが発明された19世紀末からもうオールディーズか。
それもなんか変だな。
したがって狭義のオールディーズという定義が必要で、これはもう、エルビスがデビューしてロックンロールが始まってから、ビートルズが全米を制覇するあたりまでの10年くらいの時代が狭義のオールディーズというか、オールディーズの原理主義的な解釈。
おおよそ1955年くらいから1964年くらいまでか。
映画アメリカングラフィティ(見てねーけど)のサントラに入ってるような曲が典型的なオールディーズという事。
このへんたぶんオールディーズ師匠の萩原健太さんも同意してくれそうな気もするし「それは違う」と怒られそうな気もするが、まあだいたい合ってるでしょ。
さらに、やっぱりロックンロールとアメリカンポップスが基本で、この時代であってもジャズとか映画音楽とかシャンソンだとかを「オールディーズ」と言われると、なんか違う。
ブルースもなんか違うけど、ドゥーワップや極初期のソウルならむしろオールディーズのド真ん中なので、白人中心主義なわけでもない。
ロックンロールを発明したチャックベリーやリトルリチャードも黒人だしな。
カントリーやラテン音楽は、曲によってそうだったり違ったり。
あくまで「狭義」なわけだから細かいのは仕方ない。
あと重要なのは、オールディーズはオールディーズの時代から既にオールディーズだった。
オールディーズという概念を流行らせたオールディーズ・バット・グッディーズというコンピのシリーズが出てたのが50年代末から60年代頭なので、まさにリアルタイムに「現在のヒットチャートから落ちた曲は全てオールディーズ」をやってたわけだ。
ビートルズが全米制覇した64年あたりからあんまり「オールディーズ」って感じはしなくなるんだが曲によってはまだまだオールディーズっぽさを引きずってたし当のビートルズも初期はモロに「オールディーズ」って感じで
「オールディーズとしてのビートルズ」をめいっぱい堪能出来るのがBBCライブですね。
これほんとすこ。

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