グリース  銀蝿一家  何度も言うけど、こういうのが日本におけるリアル・パンクなんだよ

https://open.spotify.com/album/0rnY6QF7YtDD4RAWqGSvGQ?si=uA8qes7EQ3OZk_s5qQZJpQ


某ティファイでキャロル探してたら無かったんだが、関連アーティストにこれが出てきて感動した。

横浜銀蝿の舎弟というか弟バンドというか、実際に銀蝿メンバーの弟も在籍してるらしく、ほんとにファミリーなんだな。

紅麗威甦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E9%BA%97%E5%A8%81%E7%94%A6

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E6%9C%AC%E5%93%B2%E5%A4%AA
ボーカルの人は後に有名な俳優になった。
芸能人とかひとつも知らねー俺ですら「あ、あの人かぁー」ってなったからかなり有名だし出演歴の物量がエグいことになってんな。


>脱退メンバー
>名前不明 (1981年の映画『ぶっちぎり』にも出演しているが、遅刻が酷かった為にレコードデビュー前に解雇)


ここワロタ。
こういうエピソードがあるあたりガチでヤンキー集団だったんだろうな...
いや訂正せねば。
前にも言ったけど80年代の関東ではこういうタイプの若者を誰も「ヤンキー」とは呼んでいなかった。
「ツッパリ」と呼ばれていたのだ。
関東にも「ヤンキー」が定着したのは、こういうタイプの若者が廃れてきた90年代以降であり、しかも2000年代の2ちゃんねらーが言い出した「DQN」とか「珍走団」と同様に、ちょっと小馬鹿にしたニュアンスだったのだよ「ヤンキー」と呼ぶのは。

さて

https://open.spotify.com/track/1UOE1zUglhqL9fxJgER6Qj?si=t5SDA2t8RtSHwqzVa6nfYQ

これは兄貴分の横浜銀蝿のバージョンもあるけど、グリースのバージョンはさらに「パンク度」がアップしてるように聞こえる。
ていうか逆に「パンク」以外の何物にも聞こえない。
しかし音楽ジャーナリスト(💩)どもはこの時代から40年以上経つ現在に至っても、頑としてこの種のツッパリロックンロールバンドを「パンク」の一種だとは認めようとしない。
本人達も「パンク」をやってるという意識なんか1ミリも無かったと思うからそれはべつにいいんだけどな。
それ以前に「パンク」という音楽ジャンルが存在することを知ってたのかすら怪しい。
それでもまぎれもなく、この種のツッパリロックンロールはこの時代の日本において「パンク」として機能していた。
社会の底辺に追いやられた若者達の鬱憤を晴らす音楽として、そして、ロックンロールのルネッサンスとして。
当時「パンク」を自称してたインテリどものバンドなんかより、ずっとな。

https://open.spotify.com/track/56WrUDO1YeIDgNVSt4gB8r?si=5fW_bk-BQDy2zZnuGSboGw

これガチで40年ぶりくらいに聞いた。
当時ラジオで流れてたの聞いて以来。
俺は小学生だったくせに「なんつう青臭い歌詞だ」とか思ったもんだった。
エルビスプレスリービートルズも出てくるぞ。
青年の主張みたいな真っ直ぐすぎるメッセージでむしろこの歌詞そのものが「学生らしく若者らしく」聞こえるわ。
最後の方で「男らしく女らしくとは何だろう」まで言い出してまさかジェンダーの問題にまで切り込むのかと驚いたんだけどそこは深く掘り下げる前に曲が終わった。
なんか曲が進むにつれてどんどんブルーハーツっぽくなってくな。
「いったいなんだろうー!」あたりヒロトの声で歌ってる幻聴が聞こえてきそう。

いやマジでブルーハーツに影響与えてんじゃないかと思う。
ブルーハーツも「パンク」に分類されてるけど、ヒロトが最初に衝撃受けて音楽にハマったきっかけはマンフレッドマン。60年代ブリティッシュビート。
マーシーはブルースやフォークからも影響受けてるし、ヒロトはさらに、タイムボカンシリーズとかのアニソンの大家である山本正之にも心酔してたし、
やっと本題に戻るけど、横浜銀蝿とかも大好きだったんだよ。
(もちろんヒロトマーシーも当たり前のようにビートルズ大好き)
このようにブルーハーツひとつとっても、ブリティッシュビート、フォーク、ブルース、アニソン、そしてツッパリロックンロールという、無限のルーツがあるのに、音楽ジャーナリスト(💩)どもは「パンク」なら「パンク」しか問題にしようとしない。
視野が狭すぎんだよ。
絶対許さない。
そんなだから、銀蝿一家がその後の日本のバンド音楽にどんだけ多大な影響を残しているのか、いまだに過小評価されっぱなし。
絶対に許さない。


https://open.spotify.com/track/6DAA6k328FUivI0JT9O6pw?si=iR8DYeI3StybGfDLST1cBQ
https://open.spotify.com/track/1MKTkaKLcJ4FOCwTRc53jh?si=izuReeOmSpy6t_GuHG7WNQ

とかかいうめんどくさいあれこれなんかどうでもよくなるくらい普通に「いい曲」が並んでますな。

https://open.spotify.com/track/1wOz4AkOh8fK0qqSC2IiCG?si=qTB88rHVS-6SSEfjhb6Tmg

この曲なんかイントロがハイヒールスニーカーズ系のビートだしネオモッズ系にも微妙に重なってるな。
(歌詞はミソジニー的でワロタ)
ヒロトブルーハーツやる前はネオモッズだったな。


俺は一貫して銀蝿一家とかのツッパリロックンロールを「日本におけるパンク」だと主張してるけど
この70年代末から80年代初頭の時代はそのパンクと連動してネオモッズとか、ネオサイケとか、ネオアコとか、スカのリバイバルとか、60年代あたりの過去の音楽をパンク世代のセンスで蘇えらせるいろんな「ネオ」のムーヴメントがあったんだけど
(ニューウェーブ・オブ・ブリティッシュヘビーメタルとかいうネオなハードロックや、ポンプとかいうネオなプログレも、その一貫だったのかどうかは知らん)
その中でネオロカビリーってのはロカビリーだしロックンロールだしリーゼントだしでツッパリロックンロールにいちばん近いイメージなんだけど
ツッパリロックンロールはパンクにも入れてもらえない上にネオロカにも入れてもらえないんだよな。
日本のネオロカもこれとは別にちゃんとあって、似て非なるもの的なポジションなんだよ。
しかも、見た目はロカビリーに近いけど音楽性はロカビリーというより「パンク」に近いんだよなツッパリロックンロールは。
逆に日本の音楽ジャーナリスト(💩)は海外のパンクに関しても偏った方面ばかり依怙贔屓してるから、海外のパンクが案外逆に銀蝿とかと似たような音楽性のバンドけっこういるのとか完全に無視してやがるし。

https://open.spotify.com/track/0IDkYlKHwlYUuyg8uwybtT?si=ua5KklVwQl2vSK6rdu9DZA

かわヨ。
命がけの勝負の歌なのに、なんか純粋で真っ直ぐでかわヨ。
日本には決闘罪とかいうのあるからこういうの違法かもな。
殴り合いのケンカではなくチキンレースで勝敗つけようとしてるけどそっちのほうが命の危険がリスクで危ない。
女はやめてくれと泣いてるみたいだし、男だけで勝手に盛り上がってるだけかもしれないな。現代のフェミニズムの視点で見れば。
「勝ったほうがあいつを幸せにするんだぜ」とか言ってるけど「どっちもヤダ」とか言われたらどうするんだろ。
そういう所がフェミからはバカにされそうな歌詞だけど、さっきからどの曲も、「何のことを歌っているのか」がはっきりわかるのが好感持てる。
歌の歌詞はやたらもってまわった難解な言い回しで何を言いたいのかわからない歌詞ほど高尚で文学的だみたいなクソみてーな価値観があるっぽい現代にこんなわかりやすい歌詞はなかなかないな。

https://open.spotify.com/track/1irJfqIB0uea5GIwpa7hqY?si=BVF9KYGzQzKPYRPRGkedow

これの最初のセリフが氣志團のアレの元ネタなのか?

https://open.spotify.com/track/6DUIoCCZ94kp459DSI1M6N?si=x2L7VuhVTA-5UrnuTHCU2A

タイトルがまるでミソジニー的なお笑いソングかのような誤解を与えそうだけどシリアスな映画の挿入歌だったらしいし、かなり真面目に、遊郭の時代から令和の現代までずっと変わらない、底辺の女子のつらい境遇を歌った、ガチでマジな歌だった。
ヤンキー、いやツッパリの世界は、暴力マッチョで男尊女卑なイメージあるけど、あるいはそういう世界だからこそこういう社会の裏がよく見えるからかもしれないが、なぜか微妙にフェミニズムのテーマと接近する瞬間がたびたびあるのな。
結局最終的には暴力マッチョ男尊女卑に戻っちゃうんだけど、それでも、フェミニズムに近づきそうな瞬間は、少なくとも糞インテリ偽善者リベサヨどもなんかより、不良のほうがよくありそうな感じはしないでもない。

シリアスではあるけど曲調はちょっと「演歌のパロディ」っぽく聞こえなくもないけど、ロックンローラーが演歌っぽい曲をやろうとすれば、それは必然的に「ブルース」に近い感触になる。
ブルースの形式の曲ではないけどギターのフレーズはほぼブルース。


https://open.spotify.com/track/2o1azZWvd3xJ4ecxSp2mmU?si=S72gf6XRTeGKjh-S4JJk-g

最後の方はメンバーのソロが何曲か続くけど、ポップではあるけどちゃんとロックンロール。

アルバム何枚も出してたらしいからこんなベスト盤だけじゃなくみんな某ティファイに置いてほしい。
もっとこういうの聞きたい。